東山三条通エリアの氏神様「粟田神社」の「神幸祭」
2018年 10月 09日
粟田神社は貞観18年(876)に疫病除けの祈願を行った際に「我は大己貴神なり。祇園の東北に清き処あり。その地は昔、牛頭天王(ゴズテンノウ=素戔鳴尊)に縁ある地である。そこに我を祀れ」との神託があり創建されたといわれています。
粟田祭は毎年10月に行われる粟田神社の祭礼。長保元年(1001)に始まったと言われる古い祭で、応仁の乱で祇園会が中止された時には、粟田祭がその代わりをしたともいわれています。体育の日前日の「出御祭(おいでまつり)」「夜渡り神事」。体育の日の「神幸祭(しんこうさい)」「還幸祭(かんこうさい)」、そして15日の「例大祭」までの神事・行事を総称して粟田祭と呼びます。
拓伸京都本社は粟田神社の氏子です。
夜渡り神事に従って行列する風流灯籠は、平成20年に資料を基に復興したもので「粟田大燈呂(あわただいとうろ)」 と呼ばれ行列に華を添えており、三条通を練り歩きます。
8日の神幸祭のまえに青蓮院、知恩院に参り、
白川沿いを上がります。
台風の予防でしょうか枝が切り落とされていました。
仁王門通りまで上がり、平安神宮でもお参りし、
大鳥居をくぐると、
疎水の鴨は人気で人だかりでした。
人気と言えば、京都近代美術館は長蛇の列
東山魁夷転でした
そして、11時半を過ぎたので再び粟田神社へ
十二個の提灯を山型に並べた「十二灯」(じゅうにん)中之町・条坊の町
神事が終わり、拝殿廻し前の神輿です。
こども神輿
今年ご献納させていただいた拓伸の提灯が拝殿の角に吊るされていました
神事が終了し、弊社前の三条通りを剣鉾が巡行してきました。
旅立ちの守護・厄除け・病よけの神として崇敬を集める神社ですが
秋晴れの恵まれたお天気のように
皆さんの良き一年を祈願して「粟田祭」の報告とさせていただきます。