ふるさと納税で琵琶湖疏水通船復活へ!!
2017年 04月 06日
寄付をすると、税金が控除されたり、寄付金の使い道を指定して地域を応援できたり、
さらには寄付した地域からお礼の品として美味しいお肉やお魚などがもらえる「ふるさと納税」がブームとなりました。
寄付金を地域づくりに貢献でき、地域の生産者も喜び、寄付した人もお得になる、 みんなが幸せになれる制度のはずですが
ここにきて返礼品の上限は寄付金3割未満、商品券や家電やゴルフ用品などお金に換えやすいものは望ましくない、との発表が。
人気の自治体との税収額の格差、都心部の税収減、肉食欲を煽る(自治体の調達額)競走過熱など
さまざまな問題、不満不平が見え隠れしているようです。
今回取り上げた話題は、ふるさと納税の寄付を集め、かつての交通手段であった琵琶湖疎水通船を復活させるというもの。
豪華な商品の返礼はありませんが、先人達の生活や文化に触れることのできる
こころの贅沢ともいえる『心が躍る精神的な高揚』の素敵な見返りがここにはあるのかもしれません。
ふるさと納税で琵琶湖疏水通船復活へ!!
琵琶湖疏水は今から127年前に建設。京都の近代化を切り開いた偉大な産業・文化遺産であるとともに、
今日においても、水道事業や水力発電などにより、147万市民に恩恵をもたらす現役の施設です。
大津から大阪まで行き来が可能であった琵琶湖疏水の舟運 (通船)は、旅客・貨物ともに利用されましたが、交通網の発達に伴い昭和26年にその姿を消しました。
以来、琵琶湖疏水における舟運の復活を望む声は幾度となく挙がったものの、長きにわたってその実現には至りませんでした。
そうした中、平成25年(2013年)12月に京都市長及び大津市長の参加による船下り試乗会を行ったことを契機に、市民生活や産業・文化を支えてきた琵琶湖疏水建設の意義を多くの皆さまに改めて認識いただくとともに、新たな観光資源として京都、大津の疏水沿線だけでなく広域的な地域の活性化に寄与することを目的として、
民間企業や、京都・大津両市の観光協会、商工会議所、そして両市の行政が知恵を出し合う形で
「琵琶湖疏水船下り実行委員会」が平成26年(2014年)12月に立ち上がり、
琵琶湖疏水における通船の本格的な復活に向けた検討を開始しました。
「琵琶湖疏水通船復活応援寄附金」の開始
平成30年度の本格事業化を目指す琵琶湖疏水通船復活事業について、4月からふるさと納税を活用した寄附の募集を開始します。
京都や疏水を応援いただける全国の皆様から頂いた寄附金は、平成27年から試行事業を重ねている琵琶湖疏水通船の本格的な復活に向け、
新たな2隻の船の建造をはじめとする今後の事業運営に活用します。
皆様からの寄附で船を建造します!
明治の先人から受け継いできた疏水沿線の歴史、
景観に調和したデザインと、
現代の基準に見合った高い安全性及び快適性を兼ね備えた新しい船を建造します。
5万円以上の寄付で、乗船にご招待!
その他、寄附に対する特典・顕彰などについては
下記URLより各ホームページをご参照ください。
資料
京都市ホームページ/広報資料(平成29年3月30日)
http://www.city.kyoto.lg.jp/suido/page/0000216143.html
「琵琶湖疏水船下り実行委員会」
http://www.biwako-sosui.jp/
ーーーーーーーー広報部Dのひとりごとーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
さらには寄付した地域からお礼の品として美味しいお肉やお魚などがもらえる「ふるさと納税」がブームとなりました。
寄付金を地域づくりに貢献でき、地域の生産者も喜び、寄付した人もお得になる、 みんなが幸せになれる制度のはずですが
ここにきて返礼品の上限は寄付金3割未満、商品券や家電やゴルフ用品などお金に換えやすいものは望ましくない、との発表が。
人気の自治体との税収額の格差、都心部の税収減、肉食欲を煽る(自治体の調達額)競走過熱など
さまざまな問題、不満不平が見え隠れしているようです。
今回取り上げた話題は、ふるさと納税の寄付を集め、かつての交通手段であった琵琶湖疎水通船を復活させるというもの。
豪華な商品の返礼はありませんが、先人達の生活や文化に触れることのできる
こころの贅沢ともいえる『心が躍る精神的な高揚』の素敵な見返りがここにはあるのかもしれません。
ふるさと納税で琵琶湖疏水通船復活へ!!
琵琶湖疏水は今から127年前に建設。京都の近代化を切り開いた偉大な産業・文化遺産であるとともに、
今日においても、水道事業や水力発電などにより、147万市民に恩恵をもたらす現役の施設です。
大津から大阪まで行き来が可能であった琵琶湖疏水の舟運 (通船)は、旅客・貨物ともに利用されましたが、交通網の発達に伴い昭和26年にその姿を消しました。
以来、琵琶湖疏水における舟運の復活を望む声は幾度となく挙がったものの、長きにわたってその実現には至りませんでした。
そうした中、平成25年(2013年)12月に京都市長及び大津市長の参加による船下り試乗会を行ったことを契機に、市民生活や産業・文化を支えてきた琵琶湖疏水建設の意義を多くの皆さまに改めて認識いただくとともに、新たな観光資源として京都、大津の疏水沿線だけでなく広域的な地域の活性化に寄与することを目的として、
民間企業や、京都・大津両市の観光協会、商工会議所、そして両市の行政が知恵を出し合う形で
「琵琶湖疏水船下り実行委員会」が平成26年(2014年)12月に立ち上がり、
琵琶湖疏水における通船の本格的な復活に向けた検討を開始しました。
「琵琶湖疏水通船復活応援寄附金」の開始
平成30年度の本格事業化を目指す琵琶湖疏水通船復活事業について、4月からふるさと納税を活用した寄附の募集を開始します。
京都や疏水を応援いただける全国の皆様から頂いた寄附金は、平成27年から試行事業を重ねている琵琶湖疏水通船の本格的な復活に向け、
新たな2隻の船の建造をはじめとする今後の事業運営に活用します。
皆様からの寄附で船を建造します!
明治の先人から受け継いできた疏水沿線の歴史、
景観に調和したデザインと、
現代の基準に見合った高い安全性及び快適性を兼ね備えた新しい船を建造します。
5万円以上の寄付で、乗船にご招待!
その他、寄附に対する特典・顕彰などについては
下記URLより各ホームページをご参照ください。
資料
京都市ホームページ/広報資料(平成29年3月30日)
http://www.city.kyoto.lg.jp/suido/page/0000216143.html
「琵琶湖疏水船下り実行委員会」
http://www.biwako-sosui.jp/
ーーーーーーーー広報部Dのひとりごとーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
by takushin_blog
| 2017-04-06 11:16
| 広報企画部Dのひとりごと