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第2回「滋賀県新しいエネルギー社会づくりを考える懇話会」開催      


第2回「滋賀県新しいエネルギー社会づくりを考える懇話会」開催
(第4回「しがスマートエネルギー推進会議」との合同会議)

開催日時:平成27年11月20日(金曜日) 13時15分~15時15分
開催場所:滋賀県農業教育情報センター 第3研修室

前回、8月に行われた第1回「滋賀県新しいエネルギー社会づくりを考える懇話会」の
第2回 懇話会です。

『(仮称)新しいエネルギー社会の実現に向けた道筋』とした
滋賀県再生可能エネルギー振興戦略プランは
『しがエネルギービジョン』〜原発に依存しない新しいエネルギー社会の創造〜
と名称が変更になりました。

長期的なエネルギー政策の指針とする素案では、
この原発に依存しないエネルギー施策としての重点プロジェクトとして
再生可能エネルギー、小水力利用、バイオマス利用、
エネルギー自治、省エネルギー•節電、
分散型エネルギー、スマートコミュニティ、産業振興•技術開発の
8つの推進プロジェクトが上げられています。
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↑写真は、挨拶をする三日月 滋賀県知事

導入目標においては2030年の再生可能エネルギーによる発電量の目標数値について、現行の計画から太陽光発電を中心に約4割上積みして154万キロワット。同年の電力消費量は14年比で10%減とする目標を示し、省エネにも重点が置かれています。

また素案では、30年を展望した長期ビジョンを前提に、16~20年度までの重点政策を示すとしています。30年の再生可能エネルギーの導入目標量は、現行プランにある17年時点の目標をすでに達成している項目を上方修正し、固定価格買い取り制度により普及が進んだ太陽光発電(住宅以外)は34万キロワットから81万キロワット、バイオマス発電は1万1千キロワットから1万8千キロワットとしています。

消費電力は14年実績の約147億キロワット時から10%減らし、30年で132億キロワット時を目指すことで、これらの目標を達成した場合、30年の電力供給量に占める再生可能エネルギーは15%となり、14年の4倍近くに。火力、原子力の大規模電源は7割弱となるとのことです。

このビジョンについて委員のなかからは、目標導入には滋賀県独自の施策が必要。
太陽光発電に偏り過ぎ、景観上 の問題や環境破壊の問題がある。
創ることだけで無く減らす施策が必要。などの意見が出ていました。

県は今後、20年までの短期目標や具体的なプロジェクト、年次ごとの進め方をまとめ、来年3月にビジョンを策定する。また湖南工業団地のスマートコミュニティなどの取組み事例を本会議でも検証、県民に広めていくとのことです。


たしかに住宅用太陽光発電は新築需要が一時の勢いはなく、課題は既存住宅への導入ですがこれが伸びていないのが現状のようです。また、今年のような梅雨時期以外の長雨に見舞われたりと天候に大きく左右されること、買い取り価格の低下などを考えると太陽光発電を中心としたこの発電量の目標数値はかなり厳しいのではないでしょうか。比重の高い大規模発電への企業参入を考えると現状ではビジネス的魅力も乏しい気もします。(あくまで個人の主観ではありますが…)


以上、第2回「滋賀県新しいエネルギー社会づくりを考える懇話会」傍聴報告でした。
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by takushin_blog | 2015-11-24 11:25 | 琵琶湖スマートコモンズ関連