スマートエネルギーシステム推進セミナーに参加
2015年 03月 05日
スマートエネルギーシステム推進セミナー開催
〜スマートエネルギー社会構築に向けて〜
近畿経済産業局が主催となり、関西におけるスマートエネルギーシステム実装の促進および環境•エネルギー関連産業の振興を図り、「関西スマートエネルギーシステム推進構想」に取り組むためのキックオフイベントとして開催されました。
スマートエネルギーシステム推進セミナー開催
〜スマートエネルギー社会構築に向けて〜
■開催日時:平成27年2月27日(水)13:30〜
■開催場所:大阪科学技術センター(8階大ホール)
本セミナーでは基調講演として、地球環境産業技術研究機構(RITE)の山地理事•研究所長から「スマートエネルギー社会への期待」をテーマとした講演のほか、スマートエネルギーシステム関連企業の事例紹介、パネルディスカッションが行われました。
弊社の「琵琶湖スマートコモンズ」では現在、工業団地と住宅地をCEMSで統合化し、タウン内のエネルギーの見える化サービスや制御•デマンドレスポンス機能を実現させるCEMSシステムを思案中ですが、今回の企業事例のなかではトランスブート株式会社の事例にいちばんの興味を抱きました。
トランスブース(株)ではエネルギー制御システム『スマートリアス』を開発。
『スマートリアス』の主な機能は
●電力ピークシフト/スケジュール機能によるピークシフト
●停電時自動切替/商用電源の停電を検知して電力を自動切替
●蓄電池制御/充放電制御や残量による電力の使用切替
●エネルギーの計測•見える化/電気、ガス、水道の計測と見える化
スマートリアスHEMSアプリでの使用電力量のリアルタイム表示や家庭内の使用電源(商用電源と太陽光)表示、蓄電池を使用するスケジュール時間設定、停電時に蓄電池の電源の使用•不使用の設定•制御などができるそうです。
実際に東日本大震災では約3週間停電がつづいたそうですが、太陽光発電の導入だけではあまり役にたたなかったそうです。夜は発電しないし、停電時の発電中は自立運転のコンセント1つだけの使用に限られる…など問題が山積みだったとのこと。こうした経験を活かし、限られた電力を系統毎に制御•スケジュール設定できるこの機能は平常時の省エネ効果はもちろん、災害時などにおいては大切なライフライン確保になると思われますね。
パネルディスカッションでは関西での実装への展開の内容でした。
関西の特徴として「儲かりまっかぁ〜?」が一番に来るので事業収支が大切になるということと。スマートエネルギーのシステム構築は1社だけの力では出来ないので企業間のコラボが大切。そして誰が主となって動くのか?が難しい。という内容も言ってられました。
このところ私たちがCEMSスキームづくりに取り組んできたこと、悩んでいたこととほぼ同じでしたので強い共感を覚えました。
会場1Fは大阪科学技術センターでは
エネルギーや光ファイバーなど楽しく遊びながら学べる体験コーナーがいっぱい。
〜スマートエネルギー社会構築に向けて〜
近畿経済産業局が主催となり、関西におけるスマートエネルギーシステム実装の促進および環境•エネルギー関連産業の振興を図り、「関西スマートエネルギーシステム推進構想」に取り組むためのキックオフイベントとして開催されました。
スマートエネルギーシステム推進セミナー開催
〜スマートエネルギー社会構築に向けて〜
■開催日時:平成27年2月27日(水)13:30〜
■開催場所:大阪科学技術センター(8階大ホール)
本セミナーでは基調講演として、地球環境産業技術研究機構(RITE)の山地理事•研究所長から「スマートエネルギー社会への期待」をテーマとした講演のほか、スマートエネルギーシステム関連企業の事例紹介、パネルディスカッションが行われました。
弊社の「琵琶湖スマートコモンズ」では現在、工業団地と住宅地をCEMSで統合化し、タウン内のエネルギーの見える化サービスや制御•デマンドレスポンス機能を実現させるCEMSシステムを思案中ですが、今回の企業事例のなかではトランスブート株式会社の事例にいちばんの興味を抱きました。
トランスブース(株)ではエネルギー制御システム『スマートリアス』を開発。
『スマートリアス』の主な機能は
●電力ピークシフト/スケジュール機能によるピークシフト
●停電時自動切替/商用電源の停電を検知して電力を自動切替
●蓄電池制御/充放電制御や残量による電力の使用切替
●エネルギーの計測•見える化/電気、ガス、水道の計測と見える化
スマートリアスHEMSアプリでの使用電力量のリアルタイム表示や家庭内の使用電源(商用電源と太陽光)表示、蓄電池を使用するスケジュール時間設定、停電時に蓄電池の電源の使用•不使用の設定•制御などができるそうです。
実際に東日本大震災では約3週間停電がつづいたそうですが、太陽光発電の導入だけではあまり役にたたなかったそうです。夜は発電しないし、停電時の発電中は自立運転のコンセント1つだけの使用に限られる…など問題が山積みだったとのこと。こうした経験を活かし、限られた電力を系統毎に制御•スケジュール設定できるこの機能は平常時の省エネ効果はもちろん、災害時などにおいては大切なライフライン確保になると思われますね。
パネルディスカッションでは関西での実装への展開の内容でした。
関西の特徴として「儲かりまっかぁ〜?」が一番に来るので事業収支が大切になるということと。スマートエネルギーのシステム構築は1社だけの力では出来ないので企業間のコラボが大切。そして誰が主となって動くのか?が難しい。という内容も言ってられました。
このところ私たちがCEMSスキームづくりに取り組んできたこと、悩んでいたこととほぼ同じでしたので強い共感を覚えました。
会場1Fは大阪科学技術センターでは
エネルギーや光ファイバーなど楽しく遊びながら学べる体験コーナーがいっぱい。
by takushin_blog
| 2015-03-05 13:09
| 琵琶湖スマートコモンズ関連