第2回 しがスマートエネルギー推進会議 を傍聴してきました。
2015年 02月 17日
平成27年2月13日(金)10:00〜
第2回 しがスマートエネルギー推進会議
を傍聴してきました。
今回の議題は
スマートエネルギー推進に関する各構成員からの取組紹介
および今後の展開に関する意見交換
甲西陸運株式会社から「地域循環型再生可能エネルギーの創出と連携事例」として
学校給食センターや食品企業から出る廃油を利用するバイオディーゼル燃料精製や配送トラックに使用したCO2抑制効果の検証。また安定できるバイオディーゼル燃料の確保や精製コスト削減などの課題も紹介。湖南市内での廃油を湖南市内でリサイクルする姿勢はすばらしい事例だと思います。
いぶきグリーンエナジー株式会社からは木材廃棄物リサイクルの現状、木質チップによる木質バイオマス燃料のCO2排出の削減検証。木質バイオマス燃料発電事業では災害時、地域へ電力供給可能な体制も視野に入れ、6000世帯の電力を発電する計画だそうです。また県内林業•木材産業の活性化、地域雇用の促進、姉川ダム水力発電事業についても紹介されていました。
ほかにも大阪ガスから、そもそもエネルギーとは何か?都市•地域に求められるエネルギー価値とは、を紹介。滋賀県および関西で大阪ガスの関わる事例と今後の先進的なビジネスモデルも。太陽光、風力、水力など不安定な自然に対応するためにコージェネや蓄電池の活用の重要性がキーポイントになるという内容でした。
滋賀県の再生可能エネルギーに関する件数事例は日本一ではないかというお話もありましたが、県内における産学官金民の各セクターがそれぞれの強みを活かして相互に連携している現れであり、ますますの活性化が期待できる意見交換でありました。
by takushin_blog
| 2015-02-17 11:26
| 琵琶湖スマートコモンズ関連