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by takushin_blog
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びわこ立地フォーラムinOSAKAに参加。

昨日(平成25年11月6日)、ホテルモントレ大阪にて
滋賀県産業立地推進協議会•滋賀県が主催する
「びわこ立地フォーラムinOSAKA」に参加してきました。

このフォーラムは東京、名古屋、大阪の3地域を1年毎に回って開催され、
滋賀県に関心をもつ企業、滋賀県を拠点に活躍の企業と直接に交流し、
滋賀県の立地の魅力について親しく懇談する、というものです。
びわこ立地フォーラムinOSAKAに参加。_b0215856_11493562.jpg














今回の講演内容は
アベノミクス効果が呼び込む工場設備投資〜環境.医療.IT.自動車の未来像〜
(株)産業タイムズ社 代表取締役社長  泉谷渉氏

発刊誌「環境エネルギー産業情報」において2ページにわたり、
「琵琶湖スマートコモンズ」についてご紹介いただいた出版社です。
この日の内容を簡単に紹介すると、
半導体産業の現状はIT産業であるがすでに成熟化を迎え、
パソコンなどは衰退の一途をたどるであろう…(ハードの普及率が高い)
しかしそれに替わる新展開は医療産業となることは明確で
日本の半導体装置の技術、ITを駆使した最先端医療の世界に横展開できるだろう、と。
アベノミクスの柱、世界戦略はどうやらここらしいです!(驚)
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日本のモノづくりのこれから
森下仁丹(株)代表取締役社長  駒村純一氏

1893(明治26)年創業からの栄華は
「予防医学」の発想を持ち込んだ商品開発や
「広告益世」(世のためとなる広告)で一世を風靡。
また、多角化•他社との提携によるいち早い近代経営化、
1907年から海外輸出のグローバル企業を実現したところにあります。
その後、栄光は続かず2000年は全盛期の1/10以下に衰退。
ブランドへの過信、老舗病、殿様意識などが理由だったようです。
そこで行われたのが、
存在価値を問え、社会の問題に関心を持て、といった社員の意識改革。
外部からの若手を管理職へ抜擢、強い組織構造への転換といった組織改革。
そして、老舗企業ならではの埋もれている企業資産の発見が!
あの仁丹を包む技術から進化した「シームレスカプセル技術」が
あらゆるものを包む可能性を秘めて注目されているそうです。
くわしくは紹介できませんが食品はもちろん、産業用途への広い展開で
カプセル技術で新たな分野へ挑戦が始まっている、
という再生ストーリーを紹介いただきました。

ひきつづき滋賀県知事 嘉田由紀子氏からは
滋賀県の魅力についてプレゼンテーション。

「たんなる滋賀県の自慢です」と笑っておられましたが、
○日本一のモノづくり県
•県内総生産に占める第2次産業の割合は42.6%で全国1位
•多様な業種が集積(輸送機械、化学工業、プラスチック、生産用機械などなど)
•近畿、中部、北陸を結ぶクロスポイント(国際港湾や国際空港が100km圏内)……
しかも安価な土地と豊かな水資源があり、
災害が少ない県(水害被害は全国47位、関西の中で地震が少ない県、
したがって安全かつ保険も安い)である、ことなど。
○日本一の住み心地
•住みやすいから人口増加県
出生率(2位)、男性の平均寿命(2位)、10万人あたりの大型小売店数(1位)、
コンビニの24時間営業割合(3位)、総住宅増加率(1位)…など
老若男女に住みやすく便利な住環境を表す統計です。

そんな滋賀県内の魅力ある工業団地がいくつか紹介され、
弊社の「琵琶湖スマートコモンズ」(開発中)も取り上げていただけました。

びわこ立地フォーラムinOSAKAに参加。_b0215856_11533494.jpg










第2部の会場では交流懇談会が行われ、滋賀県各市町村関係者や企業の皆様方の
懇親タイムがありました。工業団地パンフ、観光パンフなどの設置コーナーもあり、
もちろん「琵琶湖スマートコモンズ」のパンフも持ち帰っていただきました。

豊かで立地条件のよい滋賀県、活気ある滋賀県の産業界、
そんななかで「琵琶湖スマートコモンズ」もその一翼を担う事ができればと思います。
by takushin_blog | 2013-11-07 11:56 | 琵琶湖スマートコモンズ関連